とらのえき🚏

どこかのなにかの書置きがある場所

24/02/21 自由なゲームで選択肢による緊張感を味わっている

先日、確定申告を終わらせて自分へのご褒美にゲームを買った。

友人が沼り、お前の好みだし沼ると思うから是非とおすすめされたゲームである。事前にどんなゲームかを聞いただけでもうはまる予感しかしていなかった。

store.steampowered.com

結果、見事に時間を溶かしている。久しぶりに朝5時までゲームで遊ぶという事をしてしまうほどに楽しい。

選択肢や行動で変わるシナリオに、悪人でも善人でもロールプレイできる自由な遊び方。友人が進めていた理由がよく分かった。カドワスやElona、Skyrim等好きなゲーム達が頭をよぎる。

まだ1週目だが、あの時これを選んでいたらどうなっただろう、他の切り抜け方はどんな方法があるのだろうと気になって仕方がない。時間が無限に欲しい。

 

遊びながら、数年前にはまっていたゲームを思い出した。

そのゲームにすごくお気に入りのキャラクターがいたのだが、ストーリー中にそのキャラを生かすか殺すかの選択肢が出てきて、心が折れてゲームをやめてしまったのである。

もう少し状況を説明すると、王に害をなす物を命を懸けて壊すつもりでいるキャラと、それを実行する権限のある主人公という図だ。

主人公がスイッチを押せばそのキャラは死んでしまうが、王に害をなす物は破壊できる。キャラの覚悟は決まっていて、主人公がそのスイッチを押してくれると思っている。

だが、キャラにそれまでの思い出話をされて私の心が折れた。当時泣きながら生かす方を選んだ事を覚えている。自分のエゴでしか選択できなかった自分が愚かでショックを受け、ゲームを続ける事ができなくてやめてしまったのだ。

 

なぜやめてしまったゲームとその出来事を思い出したか。グラフィックもあるが、選択肢によってメインのキャラクターが死ぬのでは……という瞬間があったからである。悪人ロールプレイをしている訳ではなかったのでかなり緊張してしまった。

1週目は攻略サイトを見ない予定なのでわからないが、このゲームならメインのキャラクターが死ぬことだって十分にあり得るだろう。なんだったら、あの時のような出来事だってありそうだ。

今のところすごく気に入った、という程のキャラクターはいないが、それぞれのキャラクターにしっかりとストーリーがあってとても魅力的である。

誰もエンディングまで欠けてほしくないと思いながら今日も冒険をしている。